国民は君主に尽くす臣民である
危機存亡時は、臣民の命は消耗品である
⇔米国の民主制政体
物理的劣勢
→滅私奉公(玉砕)の美化、自己犠牲精神
観念論的精神主義
カミカゼ日本、なんとかなる
↓
間違っていたら修正する、負けたら降伏する、という発想にはなりにくい
攘夷、という排外主義的な思考停止
↓
平和主義、という思考停止になっているだけ
攘夷思想も旧軍国主義体制も崩壊したが、
観念論的精神主義は今も心の底に残っているのかも
↓
少数の犠牲か多数の犠牲かの二者択一
↓
判断麻痺に陥る(憲法、基地、原発についても)
35年前の日露戦争の思い出が強すぎる
当時子どもだった人たちがちょうど指揮する年齢だった
国力10倍以上のロシアに勝ったじゃないか、アメリカにも勝てるだろう
短期決戦なら勝てる(防衛費を特別会計で一気に用意してた)
満州での鉄鉱石などの生産量は1944年頃がピーク→まだまだいける(終われなかった)
一方で民衆には厭世観も
勝っても負けてもどうせ何も変わらない、はやくアメリカに負けて戦争が終わればいいのに
軍人死者は230万人、
民間死者は50万人(広島14万、長崎7万、東京10万)大半は1944年以降の死者
中国では、自分たちだけでは日本に勝てない、長期化させてアメリカやソ連を巻き込まないと、という考え方もあった
(2010年8月メモ)
0 件のコメント:
コメントを投稿