2011年5月20日金曜日

レコメンドとセレンディピティ

心地よいレコメンド
デモグラがあっている
さりげない提案
適度な情報量
発見、気づき、「へえ」がある
配慮されてる、排除してある
オススメの理由がわかる、気づきやすい


不快なレコメンド
デモグラ属性を無視している
押し付けがましい
過剰な情報量(同じ商品が何度も表示されるなど)
目新しさがない
お悩み、デリケートな商材が配慮なく表示される
オススメの理由が見えない

レコメンドが潜在需要を掘り起こす
セレンディピティーを生む


情報提供の仕方
一見不要と思える情報でも
ちゃんとあなたの益になることがありますよと情報を届けること、
そして転化させることが媒体社の責務なのだろう

ただし、ホントに不要な情報では気に入ってもらえない、気が利かないと思われるのでレコメンドという形を取る(裏側ではデータ解析やモデリングをしている)


セレンディピティは作れる
Googleエリック・シュミットいわく
新聞の魅力に、おもしろい情報を思いがけず得られるセレンディピティがあるが、今はそうした情報を計画的に提供することが可能
実際、電子的に実現可能

セレンディピティは完全に偶然の副産物ではなく、本人が無自覚的に温まっていないと発生しない。なので、技術的にできちゃう、ということであろう


serendipity
セレンディップの三人の王子たち、というおとぎ話に感動した18世紀のイギリスの作家、
ホレス・ウォルポールによって発案された造語

(2009年10月、2010年5月6月メモ)

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