研究の「さしすせそ」
- さ:再現性(再現可能な普遍的で信頼できる成果)
- し:新規性(サーベイに基く新規性や独創性の主張)
- す:数量性(定性的な議論に終始せず数値で有効性を示す)
- せ:整合性(論理的な破たんのない首尾一貫した議論)
- そ:速報性(さっさと書いて出す)
よい文章
明確な構造
- 主張を書く
- 理由を書く (構造化の)階層を揃えて書く
- 概要と詳細に分けて書く
- 一言で表現する
- 抽象的な表現でなく、具体的な表現を
- 省略をしないで書く
- 事実と意見は分けて書く
- 論点を明確に書く
要点を絞る
- 確実に伝える
- 納得させる
- 一目で認知させる
- 理解しやすくする
- 正確に伝える
- 少ない文章量で伝える
感情的になる≠感情を表現する
(専門知識の)概念分析
- 対称構造がはっきりしない情報は、人の記憶に残りにくい(特にぼんやりしている人には)
- なので、時系列推移とか大小とか多少とか優劣みたいな見せ方をする
- たんに「東 西」と書くよりは、「西←→東」みたいな方が記憶に残りやすい
のっける表現
- そして
- さらに
- そのうえ
- しかも
おおざっぱに、かっこよく、具体的に
「だから」の使い方
- 論理的に使用されているか?
- ダメな例: おいしいお店を食べ歩くのが好き。だから飲食店をやってみたい
- 使い方がおかしい。前後に論理性がない
国語力
- 読む力
- 書く力
- 伝える力 年齢を重ねるごとに習得していかないといけない
レポートと小論文と企画書
- レポート
- 報告 ゴールを履き違えた報告は、受け手を惑わす
- 事実+考察 修飾語を使うと、事実が曖昧になりやすい
- 事実オンリー いつ誰が何をどうした、を記述する
- 小論文や企画書のゴール
- 説得 自分の意見を述べてなるほどと思わせたい
相手次第なこと
- 伝わる力
- 理解する力
- 読解力
こちら側でできること
- 伝える力
- わかりやすくおもしろく
- 共感される説得をする
(2009年2月3月4月6月9月メモ)
「作文10ヶ条」近藤勝重
- 何よりも見方。脱社会通念、独自の視点を心がけ、誰も書いていないことを書こう。
- 常日頃の通俗的な事柄に人間のいじらしさと真実を見つけよう。
- 思うことより思い出すこと。論よりエピソード。要は自ら体験したネタであれということ。
- 主張より告白。自慢話より失敗談。それらを正直に書いて、人間的弱さをさらけ出そう。
- 起承転結は「転」のネタが勝負どころ。「起」は場面。「結」はさっと小粋に終わろう
- 人間とは?生きていくとは?人生とは?をいつも念頭に置いて細部に目を凝らそう。
- 説明よりも描写。頭より心。頭は物事の筋道の理解にとどまる。心が納得し、うなずける文章を書こう
- 視る。触る。触るように視る。眼でも聴き、耳でも視る。さらに嗅ぐ。味わう。そうして初めて五感が活用できる。
- 現在(今の状況の描写)、過去(背景などの説明)、未来(これからどうなる)の順を踏んで伝わる文章を目指そう。
- 自分と人、物、自然との関係(距離)を描くこと、それが文章だと心得よう。
それまで意になかったことに思いが及ぶこと
つまり「気付くこと」
- 「あっ」と思わず声を上げたような体験
- 夏目漱石「虞美人草」…「あっと驚く時、はじめて生きているなと気が付く」
- 細部に目を向けてわかった本質や真実
- 寺田寅彦の句…「塵の世に清きものあり白菜哉」
- 他と比べて「そうか、そういうことなんだ」と思い知ったこと
- 岸本水府の川柳…「ぬぎすててうちが一番よいといふ」
- 時の経過とともに実感できたこと
- 児童文学者あまんきみこさんの言葉…「若い頃の初体験はまったく知らないことを知ること。年を重ねた人の初体験は、言葉に身体的な喜びや悲しみが寄り添うものである」
鶴見俊輔 文章心得帖 ちくま文芸文庫
文章をまとめてゆく段階
- 思いつき
- 裏付け
- うったえ
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