2015年12月26日土曜日

デジタル情報と符合の理論

放送大学

第3回 確率論の基礎
確率変数 試行の結果によって、値が確率的に決まる変数
確率分布 確率変数と確率の対応関係
確率分布関数 離散的な値をとる確率変数xに対する確率を与える関数f(x)
サイコロを1回投げるときの出る目x、このxがとる値は確率的に決まる、
なのでxは確率変数といえる
サイコロを1回投げる試行における出る目の確率はどの目も6分の1なので
この確率分布は一様分布
サイコロを2回投げるときの出る目の和xの場合は、2や12は少なくて、7がもっとも多い、なのでこの確率分布は三角分布

確率分布関数 離散的な値をとる確率変数xに対する確率を与える関数f(x)
確率密度関数 連続的な値をとる確率変数xに対する確率を与える関数f(x)
 確率変数がある値をとる確率を導く

二項分布
1回の試行で事象Aの起こる確率がp
この試行をn回繰り返す
このときの、事象Aが起こる回数x
例)サイコロを10回投げて1の目が出る回数x
p=1/6 n=10
x=3(1の目が3回出る)の確率 0.155
x=0の確率は0.162
もっとも確率が高いのはx=1(0.323)次いでx=2(0.291)
x>=6となる確率はほぼない
二項分布の平均値μ=np 分散σ^2=np(1-p)
二項分布B(10,1/6)の平均値μ=5/3 分散σ^2=25/18

二項分布B(n,p)は、nの値が大きいとき、正規分布N(np,np(1-p))で近似可能


第4回 情報量
informationの語源
inform = in(思考・精神に) + form(形を与える)

情報 もともとは軍事用語で「敵と敵国に関する知識」という意味
informationの訳語として定着したのは1950年代後半から学術語として定着

対数 指数関数y=a^xのxとyを交換する、すなわち一次関数y=axの線対称
x=a^y つまりy=logax

第5回 エントロピー
エントロピー 得られる情報量の期待値
不確定さ・あいまいさの指標

第6回 ベイズの定理
理由不十分の原則
情報が与えられていなければ、確率は同等、とみなす

ベイズ更新 1回目の事後確率を、2回目の計算の新たな事前確率として利用する

第7回 通信のモデル
通信路容量 伝送情報量の最大値(誤りビットも含む)をとる、つまり通信路の情報伝送能力のこと
伝送情報量 1記号あたりの平均情報量 ビット/記号
伝送情報速度 単位時間あたりの伝送情報量 ビット/秒

第8回 情報の圧縮
第9回 線形符合
第10回 巡回符合と畳み込み符合
第11回 テキストの符合化
第12回 音の符合化
第13回 画像の符合化
第14回 動画の符合化
第15回 数列の利用








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