誰がそう言っているのか?統計の出所に注意
どういう方法でわかったのか?調査方法に注意
足りないデータはないか?隠されている資料に注意
言っていることが違ってやしないか?問題のすりかえに注意
意味があるか?どこかおかしくないか?
「統計でウソをつく方法」 ダレフ・ハフ 高木秀玄 講談社ブルーバックス
雑誌ニュートン
ハンス・ロスリング
数字がなければ世界は理解できない。でも数字だけでは世界は理解できない。数字や尺度、そして文化や宗教に基づく物の見方の両方が必要
大規模な調査から得られるわずかな差よりも、規模の小さい調査で発見された大きな差が重要
統計は説明の技術です。統計を使わずに世の中は理解できない
限られた情報から複雑な社会で何が起きているのかをわかりやすく示し、これから何が起きるのかを確率的に推計する数学、それが統計
回答のランダム化
正直に回答しにくい設問の場合
出たコインが表だった人ははいと答えてください。出たコインが裏だった人は未成年飲酒をしたことがありますか?という質問にはいかいいえで答えてください。
はい、の回答者がコインが表だからはいと答えたのか、それともしたことあるからはいと答えたのかは質問者からは区別がつかない。このことを理解している回答者は、未成年飲酒をしたことがある場合に、正直にはいと答えやすくなると「期待できる」
100人中70人がはいと答えたら、全体100人の半数の50人はコインが表ではいと答えたと推測できる。なので70-50=20がはいと答えた人、残った30人はいいえ、よって40%が未成年飲酒をしたのだろうと推定
(2015年5月メモ)
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