2011年3月7日月曜日

人間とは

人間とは
ヒューマンインターフェースの観点からすると、
気まぐれである
なまけものである
不注意である
根気がない
単調を嫌う
のろまである
論理的思考力が弱い
何をするか分からない
by高橋秀俊 1967


ヒューリスティック
人間的いい加減さでの判断、個人の過去体験
人から聞いた話、なんとなく、みたいなあたりから効率的に判断した「つもり」で解を求める


アルゴリズム
機械的手段で解を求める(効率は抜き)
時間や手間はかかるかもだが、最適解が得られやすい、のかもしれない


人という生き物
感動で動く生き物だからこそ
忘れる動物だからこそ
平気で前言撤回する
前と違うことを言う
思いつきで話をする
そこをまたひっくり返すには、元々の目的、課題、背景が関係者間で共有されていて、かつ
客観的資料、データがあれば
思いを沈めて、落ち着きを取り戻し
元の状態に回復し、またうまくやれる(だろう)

当事者でない第三者は
ロジックでなく直感で意見をしてくる
それを押し戻すには客観的な資料が必要
→データを活用する意義


ニューロ神話
左脳右脳
3歳までが大事
刺激の多い環境が脳の学習機能を高める
脳の学習機能には、視覚型聴覚型触覚型がある
我々は脳の機能の10%しか使っていない
男性の脳は女性の脳とは異なっている
睡眠中に学習できる


ニューロマーケティング
感情は正確に言葉で言い表せるとは限らない
広告の露出が一定限度を超えると効果が薄れる
朝の広告は夜の広告よりもすべての面で効果が高い

(2008年6月、2007年10月、2009年7月、2010年4月メモ)

心を動かす力/伝える力/考える力

心に響くスピーチ
ダメな例
スピーチのテーマに関心のない情報が多すぎる
中心になる具体例が明確でない
起承転結か結論優先かを決めかねている

よくするには
日時を明確に〜投影しやすい(自分はあの頃ああだったなと聞き手が思い浮かべやすい)
地方、モノの名前は実名で〜臨場感が生まれる
登場人物の動きを入れる、表現する〜イメージがわきやすい
ボディランゲージ〜共感しやすい、仲間意識が生まれやすい
会話を入れる

記憶強化しやすくて、感情を揺さぶりやすくて、あとこれからの時代は
「共感しやすい」というのはなんだかとても大事な気がする


ジャパネットたかた
幸せのイメージを伝える

大型テレビ
性能を訴求するのではなく、家族みんなでワイワイ楽しめる!というところを推す

700万画素のデジカメ
「700万」を訴求するのではなく、
新聞紙大に引き伸ばしても粗くならないので、
引き伸ばした写真を20年後の成人時にプレゼントしたら、娘さんがどれだけ喜ぶことか!
こういう伝え方をする→感情に訴える、イメージしやすい→心に響きやすい


エモーショナルかロジカルか
パッション(情熱)はロジック(論理)を凌駕する
一方で、人はルールに縛られたい時もある
元ネタは、ジキルとハイドと裁判員


情緒に訴える
どうすれば情緒面に訴えることができるか?
大阪弁を使うとか親しみやすさアピール
動物やキャラクター、マスコットに代弁させるとか
擬人化も一つの手、もちろんマイナスリスクもある


ブレイクするには
ルールが絶対の人
ロジックが欲しい人
理屈をほしがる人

こういうルールをぶっ壊した方がいい、
そのためにはルールが通じないところを体験する、一度壊してみる

ロジック優先な脳優位社会を疑ってみる
枠から出ない
単一文化社会
異教徒排除

ノンバーバルコミュニケーションの快感を味わってみる

(2008年6月、2009年7月10月、2010年1月3月メモ)

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伝える力2
人は本当のことを言わない?
ではなく、人は本当のことをうまく伝えない、伝えられない、自分でも気づいていない

うまくヒアリングして、うまく引き出してあげないといけない

本人も気づいていない(あえて封じ込めている)本音を引き出す

遠慮、勘違い、社会集団意識、恥、教養不足、知識不足、相互理解の不足、共通言語でしゃべっていない

共通理解が得られていない

一方的な意見の押しつけ

理解しあう気が最初からない

相手が嫌い


伝える力
どう書くかではなく、どう読ませるか
起承転結は一手段でしかない

伝えたいという気持ちは、伝わらないという経験からしか出てこない。
コミュニケーション能力の低下は、この経験がないからかも?(子どもが甘やかされているのでは)by平田オリザ


コミュニケーションのスイッチ
コミュニケーションが成立するしない
ちょっと引っかかる、気になる、なんだろう、おもしろそう
コミュニケーションのスイッチが入る、トリガーになる

例えば、
物語を語る、イベントを語る。
大間のマグロ、戻り鰹、プロジェクトエックスとかね。


他者をどう見るか
自分の分身として他者を認めるか
他者を、自分と違うと認識するから、コミュニケーションが生まれる


ターゲットの種類
ビジネスターゲット 今すぐの売上で相手にすべきユーザー
コミュニケーションターゲット 今後ユーザーになってもらうために育てていかないといけないユーザー


相互理解がうまくいくコツ
60%納得して40%ガマンする


話し手と聞き手
二者のコンテクストが同じかどうか確認した方がよい
でないと悲劇、ムダの素
背景、場面、状況、前提知識、過去経験のバックグラウンド


コンテンツの見せ方
ただダラダラと情報を垂れ流しているだけでは
コンテンツの体をなしているとは言えないかも?

データではあるが情報ではない

見る人が自分で情報を選別することをいとわなければそれでいいのかも
TwitterのTLみたいなものか。
娯楽と思えば気にならないかも。最初から有益情報目当てだと疲れるかも

(2008年1月、2009年7月9月10月、2010年4月5月メモ)


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考える力2

考える力 と 一瞬での判断能力

対立するものではないかもしれないが、脳の判断領域が異なるのかも?

性悪説的な感じでいくと・・・
人は考えない
考えても決心しない
決心したことを行動しない

考えさせるクセをつける

現状を整理させる

しゃべる、紙に書く、人の眼に見えるようにする

問題発見
仮説構築
仮説検証
問題解決

日々の迫られる決断は、何かが絶対的に正しいという単純なものは少ない(それだったらむしろ楽だ)
ベネフィットもあるがコストもかかる
メリットもあるがデメリットもある

こういう決断で、どっちがいいですか?と人に聞いてもしょうがない、
教えてもらうものでもない、アンケートするものでもない(そんな時間もないし)、
だから自分で考えないと。

考えろ
常に考えろ
相手を納得させるにはどうすればよいかを

より満足してもらうには
何が足りないかを

(2009年9月メモ)

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考える力
情報処理力、情報収集力
この2つから情報編集力、最適解を見つける(悩む力)、
自分が納得する、他人を納得させられる(他人が納得できる)

クリティカルシンキング
裏から見る、逆から見る、
大きくする、小さくする
疑う力

It's up to you
退路を断って、ようやく育つ


アイディアのちから
チップ・ハース、ダー・ハース
記憶に焼き付けるには
焼き付きやすくするアイディア

単純明快 Simplicity
意外性 Unexpectedness 知の呪縛 curse of knowledge
具体的 Confreteness
信頼性 Credible Credibility
感情 Emotional
物語性 Story


アイディアとは
既存の要素の新しい組み合わせである
New Combination of Old Elements
by ジェームズ・ウェブ・ヤング


一人三役
夢を語る人(創造的な企画の立案)
現実を語る人
批評をする人


企画の考え方
phase1
これをやったらおもしろいか?
これをやったら喜んでくれる人が多いか?
これをやったら儲かるか?

phase2
何を
いつまでに
いくらかけて
誰が
どうやるか?


企画と営業
企画職
目的(ゴール)、手段、期限が、基本自分で自由に設定可能

営業職
外的要因によりこれらに制限が設定されちゃう(外堀を埋められる)ことが多い
発想の転換が必要、自由なんだということを気づかせないと


スピークアウト&フォローアップ
自分の考えを遠慮なく発言する
誰が言ったかではなく、何を言ったか


企画の中身
ブラックボックスにしておくか?白日の下にさらすか?
見せる→コンセプト→説明が楽→スタッフの意思統一がしやすい


バックキャスティング
フォアキャスティングと対極。将来の時点でどうなっていたいかを先に決めといて、ではそれを実現するためにはどの時点で何ができてないといけないか、今は何をやっておかないといけないのか、って感じで考える。

(2007年8月、2009年4月5月8月9月、2010年9月メモ)


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経済学

NHKの出社が楽しくなる経済学
ヴェブレン効果:ワインなど。高級感があった方がいい

スノッブ効果:アンティークなど。希少感があった方がいい

バンドワゴン効果:ルーズソックスなど。流行・ブームには乗っかりたくなる

ピークエンド:ピーク時や終わりの印象で、全体の印象を決めてしまう

アンカリング:割引セールの割引額に心動かされる

他人の判断に、自分の判断が影響される。
自分の中だけでもある。
無関係な数字が影響したりとか。


保有効果:いったん保有したものには、その価値を高めに評価してしまい、手放して損することを嫌がる

サンクコスト効果:sunk cost 埋没費用
すでに投資してしまい回収できない費用、サンクコストに縛られて合理的な判断がしにくくなる。さらなる損失を招くこともある。

議題設定効果:人々の注目を一つの話題に集めてしまう効果。他の話題が良くも悪くも目立たなくなる。

アナウンスメント効果:選挙期間中の優劣報道など。言われた方と逆に行動する、すると予測が外れる。



行動経済学
ダニエル・カールマン 行動経済学で2002年ノーベル経済学賞

動学的不整合性

行動経済学の不確実性原理
現在から将来にわたりある目的をよりよく達成するべく最も望ましい行動を決定するのに、
現在の時点で最も望ましいとされた行動が、後に将来の時点になるとそれが望ましくなく、
他の行動が最も望ましくなり、事前の決定が覆される性質のことである。
要するに、事前の決定と事後の決定が異なって整合的でない状態のこと。

お金に色をつける
仕事で手にした現金と、ギャンブルで手にした現金だと、後者は散財しやすい

お金の振り分け先
現預金
その他資産 国債社債株式外貨不動産投資商品
消費
税金
減耗 耐久財の価値が下がる、道に落とす、泥棒にとられる、壊す



カイシャの見方
1)どのようにお金を集めてきているか
2)それを何に投資しているか
3)その投資した資産をいかに効率よく活用し、売上高を作っているか
4)その売上高をどのように利益に変えているか
5)以上の事業全体のプロセスの中で、現金がどのように動いているか
↓主要分析指標
1)ROE
2)レバレッジ比率
3)総資産回転率
4)当期純利益率



デフレ(日本の場合)
日本が保有するモノやサービスの供給能力に対し、GDPが少なすぎる

デフレ解決策
需要を高めるまたは
供給能力を削る(リストラ)→設備投資減少、人員削減、失業者増加、個人消費の伸び悩み


供給能力の向上
規制緩和、官業の民営化、生産性(効率性)向上

需要の抑制
政府の無駄の削減、増税による財政健全化

耳ざわりはいいが、デフレギャップの現状の日本に本当に適切な対策か?
by三橋貴明 誰かの負債は誰かの資産


景気対策
生活支援=景気対策ではない

需要が落ち込む ココを刺激して間接的効果を期待するか
生産が縮小
雇用危機 ココを直接刺激するか


重商主義の失敗
植民地を獲得しても、その維持に、貿易の利益以上にコストがかかる。
実は何も生んでいない。

でもそれでいいじゃん、っていう考え方もある。雇用が生まれて、そこから新しい需要が発生したりとか波及効果はあるのかも

(2008年8月、2009年2月5月9月10月、2010年2月8月10月メモ)

英語表現


studyとlearn
study 学ぶ過程に焦点がある
learn 学んだ結果に焦点がある

study 知識を身につけたり理解を深める「営み」、学んだことが習得できたかはわりと不問 、学業や学術研究など学校で「学ぶ」こと、観察する、調べる、研究する

learn 何かを練習して「習得する」、知識やスキルを習得した前提、学びをちゃんと達成した

know 知識が自分のものになっている、頭の中に収まっている

I studied English. 英語を勉強した(英語は身についてないかもなニュアンス)
I learned English. 英語を習得した(英語が身についたニュアンス)
I know English. 英語が話せる(英語に明るいニュアンス)


I'm sorryとExcuse me

同情(気の毒に思う、残念=心が痛む) I'm sorry to hear that.
懺悔(申し訳なく残念に思う、自分の非を認めている) I'm sorry for being late.
お忙しいところ恐れ入ります I'm sorry to bother you, but..

ただし「遺憾に思う」ニュアンス。
直接的な謝罪というよりは、自分のしたことを後悔している、自分のしたことで迷惑かけたことを謝罪しているという間接的謝罪のトーン。

直接的に、お詫び申し上げますのトーンであれば、I sincerely apologize 〜
ご心配をおかけして申し訳ありません I apologize for causing you concern.


Excuse me. 軽い許可、許しを請う、ご容赦願う
Can you excuse me? ちょっといいかな?


worryとthink

worry 変えることができないことについて考えること、杞憂
think 考えれば自分で変えられること

war for eyeballs オーディエンスの奪い合い


LGTM
Looks Good To Me
問題なし

ブロードウェイ
Broadway
off-broadway
off-off-broadway

empty nester
末子の独立から、配偶者の死までの期間
出費がかさむことが少ないから、経済的にゆとりがある状態を指すのだろう


AICCTE
デジタルサイネージ効果指標
Attitude 視聴態度
Information どんな情報か?どんな広告か?
Contents コンテンツ
Circulation 視聴率(流通、普及度、発行部数)
Timing アテるタイミング
Emotion 接触時の欲求、心理状態


Perception Gap
同じ言語を使っていても、認識の差は生まれる

He is a rock star.
否定的な意味合いで言ってるのか、Coolだと言ってるのか判断が難しい

monetary 金融
financial 金融(財政)
fiscal 財政


「弱点」という表現はしない
Room for Improvement
Area for Improvement


AISCEAS
Attention
Interest
Search
Compare 比較
Examination 調査検討
Action
Share


Marketing Evolutionのメディアhabit
6-9 morning
9-16 daytime
16-18 late afternoon
18-20 evening
20-23 prime time
23-24 late night
24-6 early morning

prefer not to state 答えたくない
Very Enjoyable
Somewhat Enjoyable
Not Very Enjoyable
Not at all Enjoyable

Brand Strength 強さ
Brand Stature 浸透

Brand Awareness
Online Ad Awareness
Message Association
Brand Favorability
Purchase Intent

the reward of using rich media

very positive
somewhat positive 少々、ある程度、いくぶん
neutral
somewhat negative
very negative
don't know/unsure
mostly だいたい、主に

never heard of
haven't heard enough
potential buyer

objective 目的
brand awareness、brand image → online ad image

Awareness 1初めて知る
Favorability 2興味・関心を抱く 3ほしくなる
Intent 4詳細を知る 5比較検討
Consideration 6熟慮
Decision 7決定、購入、利用
Retention 8再利用、顧客保持・維持


広告評価指標
(Aided) Brand Awareness Index
Online Ad Awareness Index
Message Association Index
Brand Favorability Index
Purchase Intent Index
Advertising Effectiveness


テンスとアスペクト
テンス 現在/過去
アスペクト 単純/進行/完了

助動詞 完了 進行 受動態 動詞+α

4つは全部使ってもいいし1つでもいいし。
でもテンスは最初のところで表現


aとthe
a
複数あるものの中から一つを取り出す

the
話し手と聞き手が情報共有できる状態

文脈的に情報を共有(先の話に出てきた)
指示することで情報を共有(互いに目の前で確認し合える)
常識的に情報を共有



Above the fold
折り目の上
スクロールしないで見れる画面領域
その中でも左上のGolden Triangleが一番見られやすい



chance 偶発性の運
luck スキルを含む運


RFP Request for Proposal 提案依頼書

MCA multipul correspondence analysis (多重)コレスポンデンス分析
PCA principal componen analysis 主成分分析





(2006年4月9月12月、2008年6月11月、2009年3月6月9月、2010年5月、2012年6月メモ)


眼球運動

サッカード
動いているものは視線がいく
これはもう眼球のどうしようもない特徴

なので、パワポのスライドイン的な動きが、枠の中だけで地味に動いてるよりは、
ダイナミックに、はみ出そうなぐらいに動いた方が目がいきやすいかも

常時眼球運動している状態のこと。


クロノスタシス
眼が動いている(目線が移動している)間に送られてきた情報は無視して、この結果できたスキマを、眼の動きが止まって得られた情報で埋めていること。

視線だけでなく、他の感覚情報においても起きる。
このおかげで、脳は首尾一貫した物語を見せてくれる。


物語作り
サッカードのような低次の感覚情報操作だけでなく、高次の知覚や認知でも行われている。自分の意志ではなく、脳が勝手にやっている(!)


新奇性遺伝子
新奇性を好むかどうかは遺伝子に拠るらしい(サイエンスより)
そして日本人には、新奇性を好む遺伝子保有者がアメリカよりも少ないらしい
(2009年9月メモ)