2012年2月23日木曜日

アンディ・ウォーホルの予言

1968年
未来には、誰でも15分間は世界的な有名人になれるだろう

2012年2月7日火曜日

金融工学〜金融危機

911テロ
ITバブル崩壊
景気失速
政策金利引き下げ
カネあまり
貸出先を欲する
サブプライムローン拡販(金融工学でリスク計算しやすい)

金融工学
リスクの確率計算
企業の倒産リスクは情報豊富
個人の破産リスクはデータが限られてた

モルガンは住宅ローンから手を引いたリスク計算できないから
他社はそこに突っ込んできた
ベアースターンズ、リーマンなど

米国の住宅価格は上がり続けてたので貸し倒れリスクは低く計算された
保険会社(AIG)も格付け会社(ムーディーズ)も
過去データ(経済が好調だったとき)を元にリスク計算したので、低く見積もった

投資家が報酬料を求めてリスクの高いCDSを銀行に求めた
銀行がどんどんサブプライムローンを作って売っていった
まるでリスクがないかのように。

2006年夏住宅価格が下落

科学(物理学)

時間の測定方法
光格子時計 100億年に1秒
地上で時計を設置する高さが1センチ違うだけで
一般相対性理論の効果による時間の進み方が検出可能

パルサー 1967年発見 誤差1億年に1秒

セシウム原子時計 1955年 誤差3000万年に1秒
クオーツ時計 1927年 誤差1ヶ月15秒
振り子時計 17世紀1656年 クリスチャン・ホイヘンス 誤差1日10秒

1mで2秒
25センチで1秒
振り子の等時性
伸び縮みする1時間からいつも一定の長さで刻まれる1時間へ


不定時法 1時間が伸び縮みする
日の長さから1時間を割り出したりしてたから、
季節によって(緯度によっても)1時間の長さが変わる

竹内龍人
NTTコミュニケーション科学基礎研究所



原子
α線 He4 陽子2個、中性子2個、ヘリウムは原子核に陽子を2個もっている
β線 電子
ガンマ線 光線

陽子=水素の原子核、プラスの電荷を帯びている

ヨウ素131 ヨウ素は陽子が53個→中性子が78個

質量数の小さな原子核では、陽子と中性子の数が等しいとき安定している
ウランやプルトニウムなど大きな重い核になると、中性子の数がたくさん必要
このウランやプルトニウムが核分裂してヨウ素やセシウムなどになると、陽子と中性子の数がアンバランス、中性子過剰という不安定な状況になる
→電子を放出して陽子を増やす→数のバランスをとり続けようとする

この電子を放出するところがβ崩壊
このとき延々と熱が出る

ヨウ素134と137
同じ元素だけど質量数が違う 同位体(アイソトープ)


光起電力効果
物質に光を照射することで起電力が発生する現象(太陽光)
←→タービンを回して電気を発生する(火力、水力、原子力、風力、太陽熱)

光電効果、外部光電効果
1887年ドイツの物理学者ヘルツが発見
物質に光をあてると、その表面から電子(光電子)が放出される現象


グリッド・パリティー
再生可能エネルギニーによる発電コストが、少なくとも既存の商用電力の価格(電力料金)と同等かそれ以下になる分岐点、もしくは境界とされるコストや価格




科学
科学が答えられるのは、事実かどうか
価値観、好みはまた別問題
科学的命題と価値的命題は区別しないと


特殊相対性理論
E=mc^2

m=mass 質量
c 光速 速さのラテン語 celeritas

エネルギー=質量×光速^2

エネルギーと質量と速さは同じものである
時間と空間は同列に扱える

(2010年4月、2011年4月メモ)



脳でのものの見え方の補正

赤いリンゴが何故赤く見えるか

リンゴが赤い光を反射しているから

光 電磁波 波 波長
電波 赤外線 紫外線 エックス線 ガンマ線

ヒトの可視光 400~700nmナノメートル
ナノは10億分の1

太陽と蛍光灯では、発している光の、波長ごとの強さの分布が異なる
太陽光には比較的まんべんなく各波長の光が含まれる
蛍光灯の光には偏りがある

元の光が異なるのだから
太陽光の下で見る場合、蛍光灯の下で見る場合、
ものの表面で反射される光が異なるのだから
同じ色には見えないはず

トマトだと
太陽光の元で見たトマトは、
赤い光(単独の波長で赤色と感じる光)を多く含んでいる

蛍光灯の元で見たトマトは、
赤い光をほとんど含んでいない

なのに赤く見える!
脳が赤く見せてるんだ!

脳が補正している
目に入ってくる波長と言う物理的特性が違っていても
トマト本来の色を脳が勝手に作り出している!

3種類の錐体
L錐体 長波長 赤色系
M 中波長 緑色系
S 短波長 青色系

桿体 暗い時に、非常に感度よく光を感知する



昆虫や魚は4種類の錐体を持ってるのが多い
紫外線の領域まで見えてるらしい

犬猫2種類
ラットタコ1種類
サル2種類と3種類

(MとLのあいの子みたいなのが突然変異でMとLになったという)進化の過程上
MとLは反応する波長の領域が非常に近い(似ている)

2種類→3種類
赤と緑の区別がつく
緑色のジャングルで赤く熟した果物が見つけやすいという利点からえさを見つけやすい
生き延びやすい

サルを使った実験からわかったこと
3種類の錐体から出された信号は、網膜の神経節細胞、外側膝状体、
視覚一次野(1次視覚野)などで、赤、緑、青、黄の4色に対応する信号に
変換されるらしい

脳内で認識される色は、この4色の混ぜ合わせで表現されるようだ

(ずいぶんと曖昧な表現だな)


色の付け方はまあまあいいかげん

形は明暗の縞模様で認識

止まっているものは見えない

脳は3次元の世界を頭の中に生み出す

3次元の外界情報は網膜で2次元情報に変換される
その2次元情報は、あらためて脳内で3次元情報に変換される
というか3次元の世界を作り出す

気まぐれコンセプト

商品を生産して市場に売り出す会社、つまりメーカーは、一部の社員の思い込みと勘違いから、しばしば、何の取り柄もない商品を命がけで生み出します。しかし、そんな商品でも、とにかく売らなければ社員たちは食べていけません。

実は、何の取り柄もないダメダメな商品でも、売る方法はたくさんあります。他社より値段を下げる、派手なパッケージにする、オマケをつける等々ーそういった方法の中でも、最も有効なのが広告です。

広告とは、メーカーが生み出すダメダメな商品を、消費者にとってさも魅力的なものであるかのように見せかけ、販売店のキャッシュレジスターを鳴らしつづけさせる、現代の魔法なのです。


誤解
いいものは使用される という誤解
いい広告なら売れる という誤解
いい商品なら売れる という誤解



仕事の心得(新卒向け)
自分がメーカーの人だったら、自分が手がけた商品・サービスを
どのようなプロモーション、広告展開をして世に知らしめたいか?売り出したいか?

自分が消費者だったら、どんなプロモーション、広告展開をされると買いたくなるか?
刺さるか?

という2パターンから考える

そしてメーカーの人は、自社製品、自分の手がけた製品のことを24時間考えてる、自社製品を愛している、この人たちの思いに応えるためにも、それ相応の愛情を持てるように理解・勉強しないと

とはいえ、時間は有限、なので他の例を応用できないか?という考え方で取り組む、
ヨコ展開とか知ってる人に聞くとか


反対にメーカー側の話

Focus Group Interviewに集まってくれても、1〜2時間後には解散してしまう
短い付き合い、刹那的

コミュニティスペースを構築すれば、この交流サイトに来る人は、数ヶ月〜数年の間ネットワークに参加して、意見を言ってくれる
しかもみんなファンなので、無報酬で参加しコメントももらいやすい


いまどきの社会人が身につけておくべきもの
昔で言う読み書きそろばん
ITスキル、語学力、金融商品知識
聞く力、編集する力、伝える力も大事

見る力、調べる力、つながる力というのはテクノロジーの進化で補えるよ

(2009年4月、2010年1月メモ)

プレゼンテーションとティーチング

オバマスピーチの特徴
対照法
私はシーザーを葬りにきた。称えるためではない。

3点列挙法
教育、教育、そして教育だ

その組み合わせ
我々はそのために交渉し、そのために犠牲も払う。だがそのために屈することはない。

頭韻法:語句の頭の音をそろえる
反復法
比喩
逸話


プレゼンテーションとティーチング
•プレゼンテーションの理想は、「聞く人があまり考えなくてもスイスイ分かる」こと
•ティーチングの理想は、「聞く人が必死に考えてようやく分かる」こと

分かりやすく説明しようとしてはいけない
「分かりやすく説明」しようとするあまりに、「必死に考えなくても分かる」程度に「教材を削減」しすぎている
専門知識を「理解」するためには、「必死に考える」ことが不可欠
「専門知識」にはたいてい「土台となる基本構造」があり、その上に「特定の目的に沿って組み立てられた応用形」がある。ところが、「基本構造」のほうは素人がイメージしにくいことが多いうえに、実際の現場で表面上使われる知識は「応用形」が中心であることが多いため、初心者向けの教育ではついつい「基本構造」を省略して「応用形」だけを教えたくなる。しかしそれでは「変化に弱い」知識しか身につきません。

知識を構造化すれば、情報量が多くても考えやすい
「専門知識を教える」のがうまくいかないという場合、実はこの「徹底的な構造化」をしていないことが多いのです。構造化をせずに大量の情報を与えると、学習者は「情報の海」におぼれてしまいます。それでは元も子もないので「情報量の削減」に走ると、今度は「考えなくてもよく」なるため、結局教育目標を達成できません。

実は、徹底的な構造化をすると「情報量が多い方が考えやすくなります」。
意外なことですが本当です。人が「考える」ためには、どうしても考える「手がかり」が必要なのです。その「手がかり」をたどっていけるように構造化してあれば、情報量の多い方が考えやすく、逆に少ないと「丸暗記」しかできないため、印象に残らず結局すぐに忘れてしまうのです。

専門知識を教える「ティーチング」は「プレゼンテーション」ではない
ということです。意外にこの2つを混同しているケースが多いので注意が必要です。
プレゼンテーションもティーチングも、どちらも「人前に出てきて堂々と話す」という点では同じです。しかしそれ以外の面では根本的に違うといっていいほどの大きな差があり、結果、そのノウハウにも全く正反対なところが存在します。
最大の違いは、プレゼンテーションでは主たるメッセージが、
「私にはこれができます。やらせてください」
という型であるのに対して、ティーチングの場合は逆に、
「これこれこうやればできるから、お前がやれ!」
だということです。「私ができます」対「お前がやれ」ですから180度違います。したがって、プレゼンテーションのノウハウをそのまま「ティーチング」の時に使うことはできません。「お前がやれ」である以上、「実際にやる」ための細部の情報を省略してはいけないのです。「教材を削減してはいけない」という理由はここにあります。「人前で話す」という見かけが似ているからといって混同しないようにしてください。

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人が動かない4つの理由
品川女子学院の話
(1)知らない(現状を実感として把握していない)
内部にいると、厳しい現状でさえ日常になってしまい、危機感を失っていきます。
(2)責任を取りたくない
賛意を表明してしまうと、失敗したときに自分の立場が悪くなるから。現場での協力はするが、賛成はしないという人もいました。
(3)めんどくさい
現状を変えるのが面倒なので、あれやこれやとうまくいかない理由を挙げてやらないで済まそうとしました。
(4)あなたが嫌い
改革着手当時は20代とまだ若く経験も浅い漆氏。「校長の娘という立場を盾に偉そうなことを言っている」と感じる人がいました。

(1)知らない(現状を実感として把握していない)
外部から見たらどんなに厳しい状況なのか実感してもらうため、外の人に会いに行く時、同僚たちにも同行してもらいました。
(2)責任を取りたくない
学内の様々な改革プロジェクトチームにおいて、漆氏が「私が責任を取るから!」と、いわば皆の「風除け」になることを明言しました。
(3)めんどくさい
できない理由を挙げる人は、漆氏とは「違う絵」を見ていた。漆氏は改革がうまくいった時に、生徒が喜んでいる「ゴール」のイメージを描いていたのに対し、動かない人たちは、そのプロセスで遭遇するであろう、さまざまなトラブルや障害をイメージしていました。つまり、人によって、ゴールorプロセス、あるいは成果orリスクのどちらか一方しか見ていないことがあるということです。
そこで、漆氏は相手の見ている絵がどんなものかを聞き、一方、漆氏は自分が見ている絵がどんなものかを相手に伝えました。こうして、お互いの見ている絵を交換することで、改革に対する理解と行動を促したのです。
(4)あなたが嫌い
わずか5分でもいい、改革に関わる簡単な仕事を頼み込んでやってもらいました。そうすると視点が変わり、主体者意識が出てきます。こっち側に一度でも連れてくれば、漆氏は嫌いな対立者ではなく、同じ改革に取り組む仲間になれます。



フィードバックの手順
第1段階 事実のFB
 締め切りを過ぎているけど、報告が来てないよ
第2段階 主観のFB
 締め切りを過ぎても報告がない、待ち遠しいよ
第3段階 評価のFB
 締め切りを過ぎても報告がない、だらしないぞ
第4段階 提案のFB
 締め切りを過ぎても報告がない、期限を守ったらどう?
第5段階 命令のFB
 締め切りを過ぎても報告がない、期限を守れよ!
(2011年5月メモ)

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教育と煽り

NHKの中継 テレ朝の絶対に負けられない戦い

教育は煽りよりも効果が出るのが遅く
制作にも手間がかかる、より深い知識が要求される

この試合にはこんな意味があるという
コンテクストを明示することで、
コンテンツ(試合)にあまり興味のない人にも
見てみようかなという気にさせやすい

瀬名秀明
泣く笑うはスイッチを押すようなもの
わりと簡単
エンタメ作家としては効果的に使いやすいが
観客をロボットにしてしまうのではという危惧
ロボットになった観客は、他のコンテンツでも容易に泣く笑うのでは?

それを防ぐには、
今から売ろうとしているコンテンツにしかない楽しみを理解してもらうように
観客を教育する必要がある
http://blogs.itmedia.co.jp/akihito/

現在のテレビ報道は、一握りの巨大メディア企業による寡占状態にある。そもそも報道機関というものは、自らの企業利益にかなうように、特定の話題を大きくとりあげたりとりあげなかったりする危険性を常に持っている。そして、大手メディアが避けたがるようなニュースを報じようとする独立系の報道機関が存在しない場合、この危険性ははるかに大きくなる。
――テッド・ターナー(CNN創設者、ターナー・エンタープライズ会長

「私たちの仕事は、ニュースや情報を提供することではない。私たちの仕事は、十分に調査された音楽を提供することではない。私たちの仕事は、単に、顧客に商品を売ることだ」。これは、全米最大のラジオ運営会社であるクリア・チャンネル・コミュニケーションズのCEOの発言である。

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