2018年10月13日土曜日

心理学の成り立ち


哲学の時代
自分の感覚(外部世界)と、知識は一致していた
ヒポクラテスの四体液説みたいな感じ
宗教の教えみたいな感じ(万物は神が創ったものだとか)

ところが、科学や技術が進歩してくると、どうもそうでもないらしいことが判明してきた

医学、物理学、天文学、科学いろいろ
コペルニクス、ガリレオ、ダーウィンとかとか

どうやら自分の感覚を疑わざるを得ないようだ

こうした知識・感覚と事実に矛盾があることから、
人の心の動きを明らかにしたいという学問的欲求、探究心が発生
心理学という学問が萌芽し始める

考えてるだけでは哲学の領域を出ない
科学的学問として成り立たせたい

哲学を科学化させたのはヴントの功績かも

数量化、客観化、機械化、解釈の排除、演繹
誰もが納得しやすい、わかりやすい、結果だけをみればOKというふうにしたい

客観性:再現可能性、反証可能性
信頼性:確実性(手堅さ)、監査可能性
内的妥当性:有意味性、真正性(迫真性ではない)
外的妥当性:転用可能性、一般化限定性


観察者であるか、行為者であるか
目の前で猫がエサを食べているのを
じっと見守って事実を伝えるか
エサを食べさせようとするか

前者がシャルコー
催眠で、体の症状だけでなく、心の症状が引き起こす事態があることを明確にした

後者がフロイト
催眠で治療しようと思った

(2009年3月メモ)



0 件のコメント: