2012年8月22日水曜日

広告の表現

効かない表現
安い、人気、ヒミツ
リニューアル
なじみの薄い単語
○○する(断言口調)
詳しくはコチラ
詳しくはHPをご覧ください
 いずれも抽象的だったり偉そうだったり


効きやすい表現
○○しよう
比較
ランキング
時期、金額が明確
漢字よりもカタカナ
 本音→ホンネ
 目立ちやすい
 漢字だと一般名詞に紛れやすい
 スキマが生まれて見やすくなる

広告仕様の文字制限から、無理矢理に漢字の羅列にすると
文字数は減るが、伝わりにくく、目立ちにくくなる

文字数減らしは、制作者の自己満足になりがち

虚心坦懐で眺めてみて
クリックしたくなるか
目を引くか
興味を引かれるか
オッ!と思うか
(2011年12月メモ)


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広告の意味の変化

とかく考えなくてすむ世の中になっている
記憶する必要がない
検索すれば分かる

広告でいうと、記憶する必要がない
店頭の影響力が相対的に落ちている
従来は、忘れられたら店頭の力で、他社もよその客を奪い取れた
広告打たなくても、店頭だけ力を入れてれば、コバンザメ戦略で
そこそこ売ることができた

忘れたら店に行く途中で検索すればいい
家のPCでみっちり情報収集してから出かける

調べやすいツール、サービスを提供する
調べやすい手段をメーカーは用意してあげる

ブランディングというよりは、シンプルな表現で検索しやすい、
思い出しやすい(忘れにくい)広告を

ただしこれはすっごく欲しいと思わせる商材前提の話
どれでもいいや程度の商材だったら、やっぱり店頭が強いかも
(価格訴求で勝てちゃうとか)

(2010年10月メモ)

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ディスプレイ広告をよりクリックさせるには
具体的なメリットを強調する
ユーザーの行動を促す
KEYになるワード、フレーズを原稿に含める
複数の原稿で試してみる


ディスプレイ広告のアピールポイント
グーグルが日経BPに出してた、こう使ってねというガイダンス的広告

消費者理解 米大統領選に見る変化
仮説思考 日よけと田植えの関係
集客力向上 とりこぼしの防止
リーチアウト 潜在顧客とのコンタクト
絆の強化 エンゲイジメントとは
効果検証 CPA至上主義からの脱却
知見の活用 インターネットの会社活用
(2009年6月、2010年3月メモ)

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クリエイティブに求められているもの
伝達力
新奇性
芸術性
どれかに偏り過ぎてもどれか欠けててもいけないよね。で結果売上につながらないと。


カヤック鈴木さんいわく
話題になるクリエイティブ 話題にしたくなる、しやすい
機能するクリエイティブ いわゆる効く広告、機能的に一番望んでいるもの
モノが売れるクリエイティブ トライ&エラーの時期なのかも


クリエイティブ指南
世界観訴求を追求するあまり、商材のアピールがおろそかになると
何の広告か分かりにくくなってしまい、クリックにつながりにくくなる

ネットは能動的なメディアのため
どんなアクションが求められているのかがわかりやすいほうがよさそう

利便性、機能性を伝えやすい商材(自動車など)とそうでない商材(消費材)

売り手と買い手のギャップがクリエイティブで埋めきれていない

音楽のAメロBメロみたいに、アニメーションも途中途中でガラッと変わった方がよい
のめーっと流れてたら注意が向きにくい
色やストロボでもいいから変化をつけないと

CM流用だとバナーブラインドネスが起きやすそう
ナレーションで注意を引きつけることができない、
画で代用しないといけない

CMは15秒のコミュニケーションが担保されている
ネットは15秒以上にとれるときもあれば、0秒の可能性もある
一瞬で心に響かなければ終わり

たぶん特徴やポイントがいくつかあって
「いずれか」を満たしていればいいんだろう
「すべて」を満たす必要はなさそう
総合点である一定の閾値を超えればいいんだろう


エキスパンド広告
画面いっぱいに広がるflash
容量やディザリング?レンダリング?を気にしてアニメーションがのんびりだったりする。わざとそう作ってるんだけど、結果的に動作が重いとかんちがいさせてるかも。

勝手にエキスパンドするのはまだ許せるかもしれないが、コンテンツ見るには、closeというアクションが必要になる。そのアクションをオレ(ユーザ)にやらせるなよ、ということでイラッとするのかもしれない。
動画のリプレイとか音声ONOFFとかでクリックを必要とするのはまだ許容範囲内なのかもしれない。一方で、クリックアクションするというのは、リンク先に飛ぶという認識が強いのかもしれない。少し話題ずれて、サイト自体の安心感と広告の占有感の関係性とかも影響するのかも。

結局、エキスパンド広告ってネガティブなリスクをどこまで許容できるか次第。ハイリターン(ハイポジティブ)を取りにいくのなら、どうしてもある程度ネガな面も出てきてしまうことは覚悟しないとね。


ネット広告の利点
消費者と会話のできる広告である
テレビCMや雑誌広告にはできない
インタラクティブだとちょっと言い尽くされた感じなので

消費者がアクションを選択できる広告
もっと見たい、大きくして見たい、詳しく見たい

逆もあって、見たくない、小さくなって欲しい
と個人個人の欲求に応じて、個別のアクション対応ができる

自分が商品を買う時に、そのブランドと会話をしたい、もっと知りたいという欲求
その欲求に応えやすいのが(個別対応できるのが)ネット広告のいいところ

(2007年8月11月、2009年8月10月、2010年4月メモ)

記憶とは

プラトン
記憶の領域では、その人の過去が完全に保存されている

フロイト
記憶は夢と現実の寄せ集めで、必ずしも絶対的ではない

ロフタス
記憶は川のように流れているもので、書き換えが可能で、まったく信頼するに値しないものだ


ユリウス・カエサル
人は見たいものしか見たい


過程
知覚過程
情報検出過程 注意、検出
解釈 知覚、解釈
情緒反応

態度過程
認知的態度 認知、理解、知識
情緒的態度 評価、行為
行動的態度 行動傾向
(2011年5月10月11月メモ)

縄文文化

1万年も続いたのに、明確な階級意識や国家意識が生まれなかった
貧富の差は生まれたが、階級にはならなかった
平等の思想

森の思想
森=世界
人間も動物もいる、平等
すべてに霊がある(アニミズム)

生命は循環する
霊は向こうとこちらを往来する
人間も動物も葬ることが大事
また恵みをくれるから

 エジプトのナイルの賜物も同じ
 ナイル川氾濫でずたずたにされるが、その後の肥沃な大地に作物が実る
 これを生命の循環と捉えた
 だからミイラ作ったりした


かたやブッダ
人間は苦行によって成仏できる
人間中心主義、人間≠動物
 人間を自然と隔絶、自然を支配

一方で最澄、親鸞
 山川草木悉皆成仏
 人間だけでなく生きとし生けるものすべてが成仏できる
 日本古来の神道と混じり合いながら仏教が変化
 奈良の従来型仏教との違いを打ち出して武士、一般層に広めるための方策だったのかも

現相回向(げんそうえこう)
 生まれ変わって、また戻ってくる
 祖先崇拝、死者供養

縄文時代
生と死の境目が不明瞭
墓地の周りに住居を造り宴を催す

イオマンテ
アイヌの熊送りの儀式
イオ(それを) マンテ(送る)
熊の魂を天に送る行為

熊=ミアンゲ(身を上げる)
美味しい肉をもって人間の世界に現れた客人
いただいた後は、丁寧にあの世へ送り出す→循環

ま、もともと日本は階級社会が流動的
階級社会が生まれると下克上、成り上がりが起きてた
貴族→武士→平民
(2011年5月メモ)

ソーシャルメディアとペイドメディア


SNSと動機づけ

ユーザー参加型のコンテンツはヒキはいいが、参加者の動機づけをどうするかが論点、ポイント

こちらの意図通りに動いてくれないと企画が始まらないという不安定感、動いても違う方向やマイナス方向に動いて逆効果ということもあるし、無理に正すのも限度がある、死海のいない討論みたいなもの

(2012年6月メモ)

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ソーシャルメディア活用度
ADK横山さん理論
7つのグループ
創造 11.7
批評 5.8
会話 11.5 ↑発信の積極度
収集 4.7
加入 10.5
観察 17.6 ↑受信の積極度
不参加 38.1


Paid Mediaとしての生き方
1)誰もがくる、いるPaid Mediaになる、居続ける
2)Owned Mediaをとりこむ
3)Earned Mediaをとりこむ 
 消費者にとってどのサイト(ドメイン)かはあまりたいした問題でない気がする


ネットは独立的
昔 テレビや新聞 1メディア=1サイト みんなに届けられる
今 ネット 各サイトが独立的
プロモーションを展開していないサイト(知らない人、まだ届いていない人)へいかに流布させられるか、しやすくするか
(2011年4月10月メモ)


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イノベーションのジレンマ

フランス病
ミニテル
日本のキャプテンシステムのようなもの
テキストによるサービスの仕組みを国家事業として普及、成功・普及

初期のプリミティブなインターネットが遅れて見えて、ネットへの移行が遅れた


技術の馬跳び
アメリカ
90年代にアナログ回線が田舎の隅まで普及
デジタルへの移行が遅れる
結果、2Gガラケーをスキップし、3Gスマホへジャンプ


International Mobile Equipment Identity
UDID
Android ID
端末ID
(2011年11月メモ)
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